鈴鹿が終わりました。

琢磨は予選４位、そして決勝も４位でした。
残念ながら表彰台にはあがれませんでしたが、良いレースをしたと思います。

そして今日のレースを見ていて感じました。
Ｆ１の新時代が到来したと。

ここ数年、正直Ｆ１のレースは退屈なものでした。

バトルの無いレース。
ピット作戦のみで変わる順位。
各チームの戦略の均一化。
戦力差の拡大、など．．．

しかし今日のレースは違いました。

各所に見られるバトル。ひとつでも上位を狙うドライバーの姿勢。
各チーム戦略を変え、３ピットの車もあれば、２ピットで挑む車もある。
そしてそれが勝負になる。

そして、フェラーリはダントツに強いけれども、
BAR、ルノー、ウイリアムズ、マクラーレンなど戦力の均衡により
簡単に表彰台のメンバーが変わります。

かつて、ネルソン・ピケがベネトンに在籍した頃、１ピットストップなど
ほかのチームより少ないピット作戦で挑む姿がありました。
そしてそれが成功するときも．．．。

今もそういった状況になってきています。
ドライビングテクニックだけではなく、作戦を組み立てられるドライバー、チームが勝っていくのでしょう。

最終戦のブラジルＧＰも楽しみましょう。

来年は上記チームに加え、さらにTOYOTA、ザウバー．．．面白くなりそうです。

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