|
|

以前、作業中になめてしまったねじがあったので、ずっと気になっていました。
ネジロックをつけてあるので走行中に緩んだりすることはありませんでしたが、工具で回せば一発でなめたことがわかるしで本人は結構気にしていたのでした。
そんなわけで思い切ってリコイルに挑戦、なめたねじ穴を直すことに挑戦してみました。
リコイルは、なめたねじ穴(雌ねじ)を補修し、逆に補強までしてくれてしまう優れものです。
素晴らしいツールなのですが、残念なのは説明書がついていないこと。
ネットで検索すればおおよそのやり方は出てくるのですが、どれも微妙に違ったりして、どれを信じていいものやら...。
とにもかくにもリコイルに挑戦することになりました。
リコイルのパッケージ(表左、裏右)です。
写真をクリックすると大きくなります。
左側の小さなスプリングのようなものが、リコイルです。
これが雌ねじになります。
そして中央の赤い工具がリコイルの挿入器具です。
そして右は貫通穴につかう、パイロットタップです。
このほか、中欧の赤い工具のしたには、もうひとつ工具が隠れていて、それはリコイルの先端を折る、最後の工程で使う(使わなくてもできるケースが多いです)です。
まずは下穴処理としてドリルで穴を開けます。
ドリルのサイズを間違えないようにしてください。
主なサイズをあげると、M6-1.00:適応ドリルサイズ/6.3mm、M8-1.25適応ドリルサイズ/8.3mm、M10-1.25適応ドリルサイズ/10.3mmです。
今回はM6-1.00だったので、6.3mmの刃を使っています。
ポイントは深さを間違えないことと垂直にいれること。
深さは一度何でもよいので器具を突っ込んで、深さを測り、その深さのところまでドリルを入れるのがわかるように、ドリルの刃にテープでも貼っておくと間違いがありません。
あとねじ穴を作ろうとしているので曲がってしまったらアウトです、後処理が難しくなります。

パイロットタップを差し込んでみました。
貫通穴だけに使う(止まり穴には使わない)とありますが、止まり穴に遣っても問題ない気がします。
これをすることによって、リコイルをねじ込んで行くねじ穴ができます。

ここまで来たら、一安心。逆に言うとこれまでの作業は丁寧にやらなければならなかったということです。
次はいよいよリコイルをねじ込みます。
写真はリコイルを挿入工具につけたところです。
先端に、見えないでしょうか?、リコイルをつけています。
これをねじ込んでいくと、雌ねじが復活します。
ドキドキの一瞬です。
なお、一度入れたリコイルを取ることは困難ですので、下穴の中のごみやかすを取り十分にきれいにしておいてください。
ドリルで削ったかすが残っているはずです。
(ちなみに一度入れたリコイルを取ったことがあります、力の強いドリルで無理やり穴をこじ開けるとリコイルがパチンと破裂したようになり、リコイルのはりがねが出てきます。出てきたらそれを回し取ります)
さあ、いよいよリコイルを挿入です。

奥まで挿入するとパチンと音がします。先端のタング(?見ればわかります)を折ると終了です。
お疲れ様でした。
さぁねじをねじ込んでみましょう!
ねじが締まっていく感触は復活しましたか?
おめでとうございます。
・ リコイル売り場
これ以外のサイズもあります。
プロ工具にDIY モンジュSHOPへどうぞ!
この記事に関するコメント、TBお待ちしています。